2010年 08月 26日
何事においても実はけっこう保守的なモロッコ人。
よくテレビの方に「最近面白い流行とかありませんか?」と聞かれるのですが、残念ながら日本のメディア的に面白い流行など、モロッコではなかなか生まれないのでした。
なにしろ60年くらい前に書かれたエッセイに描かれている光景と今とでは、人々の服装くらいしか違わないんじゃないかというくらい、メディナの中で起こっている事といったら、昔も今もあまり大きく変わりません。
先日在任7年になるVilla des orangersのディレクターと、フェズとマラケシュの間に国内線があったら便利なのにねぇ、と業務的雑談をしながらも、お互いのリアクションが「でも、そういう“これがあったら便利だよね”みたいな事がすぐに導入されないから変わらないのがこの国で、そういう事をサクサクやるような国になっちゃったら…きっとモロッコじゃなくなっちゃって、私たちはきっと、この国に魅力を感じなくなっちゃったりしてね」という同じポイントだったので大笑い。
住んでいるガイジンでさえ、変化しない事の良さに染めてしまうのですから、それはもう積極的な保守派なのでした。
そしてモロッコというのは実際の所、本当になかなか分かりやすい「これが新しい!」みたいなビジネスやらファッションやらが生まれる訳ではないので、いつもテレビの皆様には申し訳ないと思っていたのですが、この酷暑の中メディナ歩きをしたおかげで、ようやく一つ見つけたのです!!
それは何かといいますと…
よくテレビの方に「最近面白い流行とかありませんか?」と聞かれるのですが、残念ながら日本のメディア的に面白い流行など、モロッコではなかなか生まれないのでした。
なにしろ60年くらい前に書かれたエッセイに描かれている光景と今とでは、人々の服装くらいしか違わないんじゃないかというくらい、メディナの中で起こっている事といったら、昔も今もあまり大きく変わりません。
先日在任7年になるVilla des orangersのディレクターと、フェズとマラケシュの間に国内線があったら便利なのにねぇ、と業務的雑談をしながらも、お互いのリアクションが「でも、そういう“これがあったら便利だよね”みたいな事がすぐに導入されないから変わらないのがこの国で、そういう事をサクサクやるような国になっちゃったら…きっとモロッコじゃなくなっちゃって、私たちはきっと、この国に魅力を感じなくなっちゃったりしてね」という同じポイントだったので大笑い。
住んでいるガイジンでさえ、変化しない事の良さに染めてしまうのですから、それはもう積極的な保守派なのでした。
そしてモロッコというのは実際の所、本当になかなか分かりやすい「これが新しい!」みたいなビジネスやらファッションやらが生まれる訳ではないので、いつもテレビの皆様には申し訳ないと思っていたのですが、この酷暑の中メディナ歩きをしたおかげで、ようやく一つ見つけたのです!!
それは何かといいますと…
▲
by mayoikata
| 2010-08-26 06:35
| オモシロモロッコ