2009年 04月 03日
Grazia6月号マラケシュ・後藤久美子さん特集
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今週も外回りで北部モロッコに出かけておりました管理人でございました。
お仕事がいただけるのはとてもありがたいのですが、実はようやく公表しても良いかな、という段階に入りました妊婦さんなので、あまり長い時間歩いていたりすると、1日の終わりにはもうへっとへとです。
…いや、それはもしかして妊娠ではなくて年のせい、というやつですか?!
それにしても今回は果樹園にお花の映像撮影をしてくるというお仕事だったのですが、ハチに耳を刺されて首までイタイというありさまでございます。
皆さん、巣箱の近くの兵隊ハチには気をつけましょう(苦笑)
さてさて、ようやく来月号の予告が公式に入りましたところで、3月中に行われた雑誌「Grazia」の撮影時のお話をさせていただきたいと思います。
ワタクシ、久々にココロがシャキッとしたお仕事だったので、もうお話したくて仕方がなかったです(笑)
毎回女優さんや俳優さんがやってくるという仕事を受けるたび、セレブブリブリな困ったさんだったらどうしようととても心配しながらお迎えするのですが、今回も私の心配は完全に杞憂。(実は管理人、このへんはとても運が良くていやな方には当たった事がありません)
スタッフ全員が、まるで10年前からお友達なのよ~、というような家庭的な雰囲気の中で仕事ができたのも、ひとえに彼女の飾らないナチュラルな性格によるものなのだろうと、黙って納得してしまうくらい素敵な方でした!
周りがどれだけ「キレイね~」と騒ぎ立てても(事実なんですけれども)、「それはもう皆さんのおかげさまで♪」と、実にナチュラルに切り返せて、「子供もきっと将来すごいハンサムよ~」なんて言われても「顔がどんなに良くてもね、中身がなくっちゃ意味が無いのよぉ〜」と、さらっ、と返事できるポリシー。
3児の母となった今でもスリムなスタイルと、スタイリストさん達の間でも未だに「今までで見た女優の中で一番美しい人は?」といったら「ゴクミでしょ」と言われているらしいと噂の(by 元スタイリストのFatima Moroccoのボス)の美しさは健在なのですが、何より管理人、世間的なイメージよりも、ずっとずっとナチュラルな美しさに溢れた彼女の姿に、心底「ステキッ!!」と感動してしまいました♪
女優さんと私とでは、そもそも外見が違いすぎるので(笑)憧れの対象として意識することも無い日常ですが、彼女の「自分が選んだ今がいい」という完全な肯定という自信に裏付けられた、外見だけではない美しさに、今回ばかりは本当に憧れてしまいました。
なにしろどんなに太ろうが、どんなに鏡に映った姿がダサかろうが気にならなかった最近のワタクシでございましたのに(笑)、彼女と数日一緒に過ごさせていただいただけで、「これはもう、今回の出産が終わったら絶対に10年前の私に戻るわ!」と固く決意させたのですからタダものではありません。
撮影の合間には同い年のお母さん同士、、、という唯一(!)の共通事項を元に、楽しく子育てトークをさせていただいたのですが、未だに母親業の方にはあまり自信の持てない私は、彼女の心からお母さんである事を楽しんでいる様子にも、また、どこの家庭ともきっとあまり違わないのであろう現実の子育てのお話にも、ものすごく励まされたのでした。
いつか今よりお金持ちな生活になる事があったとしても、彼女のように、傲慢でも、卑下慢でも無く、誰とでも気取らず楽しく過ごせる雰囲気のある女性になりたいものです。
自分の道を普通に歩いていたら、今日の私があった…
失敗がある事も含めて自分の選択に納得して毎日を生きる事の気持ち良さと潔さ。
それでいいんだよね、と、久々にスッキリした気分です。(“ばでー”以外は(苦笑))
もっとも、そんなウキウキ気分にさせていただけたと同時に、後藤さんが本当に同年代の普通の女性と同じ感覚の持ち主であるという事の良さが、メディアを通してはなかなか伝わって来ない事のもったいなさに、これまたメディアとは何か、イメージとは何なのかという、仕事周りの事についても考えさせられてしまいました。
「伝える」ということ、イメージを商品にするという事は、本当に難しいですね。
情報を出す側で仕事をしていると、情報の受け手として、やはり「自分の目で見る」「現実を見た上で自分の心で判断する」という事が本当にどれだけ大切かと考えさせられます。
誰かの手によって作られたイメージで出来上がった世界ではなくて、1度きりの人生なら、自分自身で見つけた世界を愛したり、憎んだり、そしてそのままの全てを受け入れられるようになりたいものだと思います。
日本とモロッコの間に挟まれて、「もう次こそ断るぞ」と思ったりする事も多々あるコーディネーションの仕事ですが、今回はとても大きなプレゼントを頂けた気持ちです。
実際の紙面に、このスタッフみんなが楽しんだぞ、という雰囲気がどれだけ出て来るでしょうか?!
5月1日の「Grazia」の発売を、どうぞお楽しみに!
お仕事がいただけるのはとてもありがたいのですが、実はようやく公表しても良いかな、という段階に入りました妊婦さんなので、あまり長い時間歩いていたりすると、1日の終わりにはもうへっとへとです。
…いや、それはもしかして妊娠ではなくて年のせい、というやつですか?!
それにしても今回は果樹園にお花の映像撮影をしてくるというお仕事だったのですが、ハチに耳を刺されて首までイタイというありさまでございます。
皆さん、巣箱の近くの兵隊ハチには気をつけましょう(苦笑)
さてさて、ようやく来月号の予告が公式に入りましたところで、3月中に行われた雑誌「Grazia」の撮影時のお話をさせていただきたいと思います。
ワタクシ、久々にココロがシャキッとしたお仕事だったので、もうお話したくて仕方がなかったです(笑)
毎回女優さんや俳優さんがやってくるという仕事を受けるたび、セレブブリブリな困ったさんだったらどうしようととても心配しながらお迎えするのですが、今回も私の心配は完全に杞憂。(実は管理人、このへんはとても運が良くていやな方には当たった事がありません)
スタッフ全員が、まるで10年前からお友達なのよ~、というような家庭的な雰囲気の中で仕事ができたのも、ひとえに彼女の飾らないナチュラルな性格によるものなのだろうと、黙って納得してしまうくらい素敵な方でした!
周りがどれだけ「キレイね~」と騒ぎ立てても(事実なんですけれども)、「それはもう皆さんのおかげさまで♪」と、実にナチュラルに切り返せて、「子供もきっと将来すごいハンサムよ~」なんて言われても「顔がどんなに良くてもね、中身がなくっちゃ意味が無いのよぉ〜」と、さらっ、と返事できるポリシー。
3児の母となった今でもスリムなスタイルと、スタイリストさん達の間でも未だに「今までで見た女優の中で一番美しい人は?」といったら「ゴクミでしょ」と言われているらしいと噂の(by 元スタイリストのFatima Moroccoのボス)の美しさは健在なのですが、何より管理人、世間的なイメージよりも、ずっとずっとナチュラルな美しさに溢れた彼女の姿に、心底「ステキッ!!」と感動してしまいました♪
女優さんと私とでは、そもそも外見が違いすぎるので(笑)憧れの対象として意識することも無い日常ですが、彼女の「自分が選んだ今がいい」という完全な肯定という自信に裏付けられた、外見だけではない美しさに、今回ばかりは本当に憧れてしまいました。
なにしろどんなに太ろうが、どんなに鏡に映った姿がダサかろうが気にならなかった最近のワタクシでございましたのに(笑)、彼女と数日一緒に過ごさせていただいただけで、「これはもう、今回の出産が終わったら絶対に10年前の私に戻るわ!」と固く決意させたのですからタダものではありません。
撮影の合間には同い年のお母さん同士、、、という唯一(!)の共通事項を元に、楽しく子育てトークをさせていただいたのですが、未だに母親業の方にはあまり自信の持てない私は、彼女の心からお母さんである事を楽しんでいる様子にも、また、どこの家庭ともきっとあまり違わないのであろう現実の子育てのお話にも、ものすごく励まされたのでした。
いつか今よりお金持ちな生活になる事があったとしても、彼女のように、傲慢でも、卑下慢でも無く、誰とでも気取らず楽しく過ごせる雰囲気のある女性になりたいものです。
自分の道を普通に歩いていたら、今日の私があった…
失敗がある事も含めて自分の選択に納得して毎日を生きる事の気持ち良さと潔さ。
それでいいんだよね、と、久々にスッキリした気分です。(“ばでー”以外は(苦笑))
もっとも、そんなウキウキ気分にさせていただけたと同時に、後藤さんが本当に同年代の普通の女性と同じ感覚の持ち主であるという事の良さが、メディアを通してはなかなか伝わって来ない事のもったいなさに、これまたメディアとは何か、イメージとは何なのかという、仕事周りの事についても考えさせられてしまいました。
「伝える」ということ、イメージを商品にするという事は、本当に難しいですね。
情報を出す側で仕事をしていると、情報の受け手として、やはり「自分の目で見る」「現実を見た上で自分の心で判断する」という事が本当にどれだけ大切かと考えさせられます。
誰かの手によって作られたイメージで出来上がった世界ではなくて、1度きりの人生なら、自分自身で見つけた世界を愛したり、憎んだり、そしてそのままの全てを受け入れられるようになりたいものだと思います。
日本とモロッコの間に挟まれて、「もう次こそ断るぞ」と思ったりする事も多々あるコーディネーションの仕事ですが、今回はとても大きなプレゼントを頂けた気持ちです。
実際の紙面に、このスタッフみんなが楽しんだぞ、という雰囲気がどれだけ出て来るでしょうか?!
5月1日の「Grazia」の発売を、どうぞお楽しみに!
by mayoikata
| 2009-04-03 17:36
| メディアの仕事