2009年 02月 08日
コーディネーターの仕事
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この2週間ほどはまたお天気の悪かった事!
この間にモデルさんを使っての写真撮影のお仕事があったのですが、あいにくのお天気で変更に次ぐ変更。
何時にどこを出発して、どのタイミングで撮影をすると日照条件も良いか。
どのタイミングまでホテルの予約を生かしておくか。
どのタイミングでキャンセルするか等、仕事を円滑に進めるための配慮+クライアントに金銭的な負担ができるだけかからないようにいかに動くか、というところで腕が試される瞬間です。
結局今回の撮影では、カメラマンさんが相当な実力者という事もあり、曇り空の中でもそれを生かした重厚な雰囲気の出た写真が撮れた所で撮影終了!
…となった翌日のお天気があまりにも良かったので、「あのう…快晴なんですけど…」と思わずカメラマンさんを朝早くに起こしてしまった罪深い私です…。
ほら、せっかくだからより良い条件でお仕事をしていただきたいと思うではありませんか。
結局まだ夢の中だったスタッフ全員を起こして急遽再撮影に向かう事になったのですが、無事、前日とは別のコンディションで、またまた美しい写真が撮れたので、一同ホッと一息。
良い仕事、良い結果というのは、疲れを吹き飛ばす何より一番の薬ですね!
けれども、スタッフ同士の心配りや、皆さんの性格の良さというようなものにも助けられてこのように平穏無事に終わる事ができる事ばかりであれば良いのですが、コーディネーションの仕事で一番疲れるのは、「これはどうがんばってもダメだろう」というモロッコ的な状況を日本人スタッフに説明しても「あなたの段取りが悪いからでしょ」とか「言い訳言わないで下さい」とか言わんばかりのまなざしで見られる事と、日本人の仕事の仕方をいくら説明しても少しも理解してくれないモロッコ人の間に立った時(苦笑)
ああ…。両方の立場と両方の想いが分かるだけに、思い出しても吐き気がするくらいキビしいです。
私の場合、元々雑誌等の編集にクリエーター側として関わっていたので、どちらかというと「いかに最終的な紙面が理想的な物になるかどうか」という事を優先して仕事をしてしまいます。
もちろん理想的にはどんな仕事でも目指すべきゴールはそこなのですが、現実には「予算」という問題もクリアしなくてはならない条件の一つなので、必ずしも理想を目指してベストの選択ばかりして行けるわけではないというところが、「大人の仕事」です。
ただ、それでもやっぱりどうせならきれいなものが作りたい、これだけ人とお金を動かした後で、いいかげんなものにしたくないと、やっぱり思ってしまうのですよね…。
けれどもそうしようとすると、事前にクライアント側に伝えていなかった出費が出る事になったり、あともう一息のがんばりをモロッコ人から引き出すために、日本的には考えられない気配り(お金がかかる)が必要になってきたりしてしまうのですよね…。
どこかピリピリした状況の中で、クライアントに「あのー、すみません、この状況的にはこうしなくてはいけないんですけど、ついては○○DHお出しいただけますでしょうか」といちいち相談するのも、性格はまだまだ日本人な管理人としてはなかなかできず、そこで冷たい視線を浴びるくらいなら、と、結局自腹ってしまう事が多くなります(苦笑)
なんだか仕事をしているんだか、赤字を出してボランティアしているんだか時々分からなくなる事がありますが(苦笑)、それでも自分の心が健康でいられる事が一番大切なので、ダンナにツッコまれた時には「奥さんの心の健康とお金とどっちが大事なんだっ!」と言って反撃しておりますが、そのうち愛が冷めて、お返事に「お金」とか言われたらどうしましょ!(笑)
この間にモデルさんを使っての写真撮影のお仕事があったのですが、あいにくのお天気で変更に次ぐ変更。
何時にどこを出発して、どのタイミングで撮影をすると日照条件も良いか。
どのタイミングまでホテルの予約を生かしておくか。
どのタイミングでキャンセルするか等、仕事を円滑に進めるための配慮+クライアントに金銭的な負担ができるだけかからないようにいかに動くか、というところで腕が試される瞬間です。
結局今回の撮影では、カメラマンさんが相当な実力者という事もあり、曇り空の中でもそれを生かした重厚な雰囲気の出た写真が撮れた所で撮影終了!
…となった翌日のお天気があまりにも良かったので、「あのう…快晴なんですけど…」と思わずカメラマンさんを朝早くに起こしてしまった罪深い私です…。
ほら、せっかくだからより良い条件でお仕事をしていただきたいと思うではありませんか。
結局まだ夢の中だったスタッフ全員を起こして急遽再撮影に向かう事になったのですが、無事、前日とは別のコンディションで、またまた美しい写真が撮れたので、一同ホッと一息。
良い仕事、良い結果というのは、疲れを吹き飛ばす何より一番の薬ですね!
けれども、スタッフ同士の心配りや、皆さんの性格の良さというようなものにも助けられてこのように平穏無事に終わる事ができる事ばかりであれば良いのですが、コーディネーションの仕事で一番疲れるのは、「これはどうがんばってもダメだろう」というモロッコ的な状況を日本人スタッフに説明しても「あなたの段取りが悪いからでしょ」とか「言い訳言わないで下さい」とか言わんばかりのまなざしで見られる事と、日本人の仕事の仕方をいくら説明しても少しも理解してくれないモロッコ人の間に立った時(苦笑)
ああ…。両方の立場と両方の想いが分かるだけに、思い出しても吐き気がするくらいキビしいです。
私の場合、元々雑誌等の編集にクリエーター側として関わっていたので、どちらかというと「いかに最終的な紙面が理想的な物になるかどうか」という事を優先して仕事をしてしまいます。
もちろん理想的にはどんな仕事でも目指すべきゴールはそこなのですが、現実には「予算」という問題もクリアしなくてはならない条件の一つなので、必ずしも理想を目指してベストの選択ばかりして行けるわけではないというところが、「大人の仕事」です。
ただ、それでもやっぱりどうせならきれいなものが作りたい、これだけ人とお金を動かした後で、いいかげんなものにしたくないと、やっぱり思ってしまうのですよね…。
けれどもそうしようとすると、事前にクライアント側に伝えていなかった出費が出る事になったり、あともう一息のがんばりをモロッコ人から引き出すために、日本的には考えられない気配り(お金がかかる)が必要になってきたりしてしまうのですよね…。
どこかピリピリした状況の中で、クライアントに「あのー、すみません、この状況的にはこうしなくてはいけないんですけど、ついては○○DHお出しいただけますでしょうか」といちいち相談するのも、性格はまだまだ日本人な管理人としてはなかなかできず、そこで冷たい視線を浴びるくらいなら、と、結局自腹ってしまう事が多くなります(苦笑)
なんだか仕事をしているんだか、赤字を出してボランティアしているんだか時々分からなくなる事がありますが(苦笑)、それでも自分の心が健康でいられる事が一番大切なので、ダンナにツッコまれた時には「奥さんの心の健康とお金とどっちが大事なんだっ!」と言って反撃しておりますが、そのうち愛が冷めて、お返事に「お金」とか言われたらどうしましょ!(笑)
by mayoikata
| 2009-02-08 23:30
| 日常雑感