2011年 05月 06日
テロ後のモロッコの現状について
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さて、コメント欄でテロ後のモロッコの状況についてご質問を受けておりますので、皆さんにまとめてお返事させていただきますね。
その後のモロッコですが……国の空気は特に変わり有りません。
(もちろん検問が増えたりとか、空港の警備体制が上がったりとかいう変化はありますが)
例えて言えば、秋葉原の交差点で通り魔事件があった後に日本国内の国民が特にパニックに陥ったかといえばそうではないのと同じような感じでしょうか。
そもそも「どう考えるとフツーに平和な暮らしをしている多くの人が選んでいる宗教が、罪の無い人への積極的殺人を容認する事になるのかね??」というくらい過激思想の人多くありませんし、珍しいからニュースになります。
もちろん世界のどこにいても突然銃を乱射したくなったり、通り魔をしたくなったり、テロをしたくなったりする人の殺人衝動がいつ起きるかは分からないという点で危険が去った訳ではありませんが、それはむしろどこに居ても同じ危険ではないでしょうか。
また、ビンラディンの死去を受けて国際的に報復テロへの警戒が高まっている状況をどう読むか。「警戒しているからむしろ安全だろう」又は「報復が予想されるならばむしろ危険だろう」
この2つのいずれかになるかと思いますが、その判断こそそれぞれの価値観によるもので、他人がどうこう言うから変わるものではありません。
管理人の決め方はいつも同じ。
「どこかここに行きたいな」と自分が楽しみにして行くお出かけで、万一その道中に死んでしまうような事態が発生し、そのお出かけを選んだ事を後悔しそうだと思うのであれば、どんな近所のお出かけでも出かけません。
個人的には、自分が次何をするかという事はそのくらいの覚悟で選んでいますが、皆さんはいかがでしょうか。
大げさな話になりましたが(笑)こちらに暮らしている子持ちの日本人女性として、テロを受けて「まずいわ!早く日本に逃げないと!」と思う気持ちはみじんもありませんし、モロッコ人達はむしろ、また自分たち、あるいは自分たちが良いと信じている宗教が悪いもの代名詞のように世界から見られてしまうきっかけを自分の国の人間がしてしまった事をとても恥ずかしく、悲しく思い、その事で深く悲しんでいる…という所でしょうか。
もちろんビンラディン死亡のニュースを受けてさらに、「今モロッコに来ても何の問題も無いですよ」とは、残念ながらテロ組織の内情に詳しい人間ではないので言えませんが、一般市民として「今のモロッコに来ない方がいいよ。」という危機感も感じてはいないというのが一番正しい説明かと思います。
何はともあれモロッコでも日本でも、人生はまだ明日も続いてます。
2011年、まだ半年も過ぎていないのに世界各国で酷いニュースばかり続いていますが、これでもう全て出尽くしたのだと思いたいですね!
あ!そしてもちろん「不審者、不審物」にはご注意下さいませ〜♪
その後のモロッコですが……国の空気は特に変わり有りません。
(もちろん検問が増えたりとか、空港の警備体制が上がったりとかいう変化はありますが)
例えて言えば、秋葉原の交差点で通り魔事件があった後に日本国内の国民が特にパニックに陥ったかといえばそうではないのと同じような感じでしょうか。
そもそも「どう考えるとフツーに平和な暮らしをしている多くの人が選んでいる宗教が、罪の無い人への積極的殺人を容認する事になるのかね??」というくらい過激思想の人多くありませんし、珍しいからニュースになります。
もちろん世界のどこにいても突然銃を乱射したくなったり、通り魔をしたくなったり、テロをしたくなったりする人の殺人衝動がいつ起きるかは分からないという点で危険が去った訳ではありませんが、それはむしろどこに居ても同じ危険ではないでしょうか。
また、ビンラディンの死去を受けて国際的に報復テロへの警戒が高まっている状況をどう読むか。「警戒しているからむしろ安全だろう」又は「報復が予想されるならばむしろ危険だろう」
この2つのいずれかになるかと思いますが、その判断こそそれぞれの価値観によるもので、他人がどうこう言うから変わるものではありません。
管理人の決め方はいつも同じ。
「どこかここに行きたいな」と自分が楽しみにして行くお出かけで、万一その道中に死んでしまうような事態が発生し、そのお出かけを選んだ事を後悔しそうだと思うのであれば、どんな近所のお出かけでも出かけません。
個人的には、自分が次何をするかという事はそのくらいの覚悟で選んでいますが、皆さんはいかがでしょうか。
大げさな話になりましたが(笑)こちらに暮らしている子持ちの日本人女性として、テロを受けて「まずいわ!早く日本に逃げないと!」と思う気持ちはみじんもありませんし、モロッコ人達はむしろ、また自分たち、あるいは自分たちが良いと信じている宗教が悪いもの代名詞のように世界から見られてしまうきっかけを自分の国の人間がしてしまった事をとても恥ずかしく、悲しく思い、その事で深く悲しんでいる…という所でしょうか。
もちろんビンラディン死亡のニュースを受けてさらに、「今モロッコに来ても何の問題も無いですよ」とは、残念ながらテロ組織の内情に詳しい人間ではないので言えませんが、一般市民として「今のモロッコに来ない方がいいよ。」という危機感も感じてはいないというのが一番正しい説明かと思います。
何はともあれモロッコでも日本でも、人生はまだ明日も続いてます。
2011年、まだ半年も過ぎていないのに世界各国で酷いニュースばかり続いていますが、これでもう全て出尽くしたのだと思いたいですね!
あ!そしてもちろん「不審者、不審物」にはご注意下さいませ〜♪
by mayoikata
| 2011-05-06 06:46
| 日常雑感