お悔やみ。

私の知り合いの中にも、彼をご存知の方がいらっしゃるのでお知らせを。
実は先ほど、砂漠のホテル、Cafe du Sudの太鼓の名手だった“元”イケメンのハッサン君が亡くなったという連絡を受けました。

やんちゃな彼は、ランクルで砂丘を駆け上がるのが大好き。
この数年は、お客様を砂丘の奥までランクルで連れて行くのを仕事にしていたというくらい、砂丘での運転にも慣れてましたっけ。
その彼が、きっといつものように「心配いらないさぁ〜」と大砂丘のてっぺん近くまでランクルで駆け上がったところ、バランスを崩した車が落ちてしまい、途中車から投げ出されて下敷きになり、亡くなってしまったという事でした…。（ちなみに車内にいた他の人は全く無事だったとのこと）

何度か交通事故に遭い、何度も酷い事故を目撃している私。
車がいかに頑丈か、そしてシートベルトさえきちんとしていれば、その頑丈な車体に体はある程度守ってもらえるのだという事をもうそれはよく知っています。
柔らかい砂漠だし、道路じゃないし。
だからきっと、シートベルトなんてしようとも思わなかったんでしょう。

そして今日もまた、大事な友達の死がその事を私に伝えます。
シートベルト、法律のためじゃなくて、自分のためにつけようね、と。

久しぶりに、涙を流して泣いちゃいました。

そうかと思えば外ではにぎやかに婚約のお祝い行列が。
今日も世界のあちこちで、たくさんの悲しみと喜びの両方が生まれ、そしてこうしてすれ違っているのだろうなぁ。
本日は、そんなたくさんの悲しみのうちの一つのお知らせでした。
皆さん、シートベルトはちゃんとつけましょうね！