夏のボランティア

この数日、夜間の気温もなかなか下がらず、ヨーロッパナンバーの車の増加とともに、いよいよ本格的な夏の訪れを感じているマラケシュ。

ところがこの夏の訪れとともに毎年私も困ってしまうのが、モロッコ女性の薄着。
ただでさえプリンプリンのおしりやバインバインのおっ○いに、女性の私でさえ目が釘付けになってしまうというのに（苦笑）そんなものを、「男というのは弱いものである」と自覚している…ならしいイスラム男性である所のモロッコ人の男性の前にあんなに平気でさらしていいんだろうかと、毎年本気で心配してしまいます。

そこで私が毎年やりたいと思うのが、街行く“Tバックみえみえ”なミニのワンピースのお嬢さんとか、“谷間ばっちり”なお嬢さんに、イスラム教徒でも年寄りでもないアジア人の私が「お嬢さん、それでは恥ずかしくてよ…」といって、無料でスカーフをかけてまわる、、、というおせっかいボランティア。

サウジアラビアとか、援助してくれないでしょうか（笑）
私は別に保守派でもなんでもありませんが、いくらなんでもいくら川沿い等とはいえ道の横で胸見えちゃうよ〜！みたいな状況で着替えをはじめちゃうおねえさんとか、さすがに「いくらなんでも」と思ってしまいます。

あまりにもキケンだと思うので、つい「あなた、いくら？」とか、女の私が聞いてあげたらそれがどれだけ挑発的な格好かな、って気がついてもらえるかなぁ、、、等と、過激な事を考えてしまいます（苦笑）
いえいえ、本当にそのくらいすごいんですよ。

旦那曰く「今はまだいいよ。でも来月ラマダンがはじまってごらん。こんな事じゃ、何が起きてもしょうがないよ」。
いや、全くその通りです。女性は化粧さえもつつしむこのラマダン月にこの暑さ。
来月のモロッコはどうなっちゃうんでしょうか。
今からかなり心配な私なのでした。