2010年 03月 11日
オレンジの花
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月曜日からトラブル続きでなんだかぐったりしている管理人。
あまりにも疲れたので(精神的に)、今日はお友達のヌハ家と一緒に、お寿司で一息入れに行きました。
どちらもモロッコ人の「オレのせいじゃない!!!」にはじまる言い訳に疲れ果てていて(笑)、お互い「隣の芝は青くない。あっちの水は甘くないって事だね」等とモロッコ人の言い訳に、日本語でツッコミまくってストレス発散しちゃいました。
(ヌハさん、おつきあいありがとうございます…)
いやぁ、「しまいには“全ては神様が決めた事”っていう一言が出て来るのがモロッコ人だよね〜」という話になり、「自分の怠慢を神様のせいにするなんて、不敬にも程があるのではないか?!」と、なんだか突然、異国の異教徒の我々の方が信心深いように思われてしまうほど、あきれた言い訳が出て来る事の多い事!
「自分はいかに悪くないか」を語らせたら、本当に君たちの右に出る人はいないんじゃないかと思うくらいだよ、と、心の中でつぶやいてしまいますが、今日夕食を食べ始めながらも怒鳴っていた相手に「あなたが悪いわけじゃないっていうのは分かってるけどね…(でも責任はあるのよ、個人としてじゃなくて組織の一員として…と続けようとした所で中断)」と言った所で、突然ケロッ、と「…でしょ♪」(苦笑)
さっきまで泣きそうな声でひたすら「自分は知らなかったんだから何の責任もない」(自分が悪くてもどうせ言い訳しかしないわけですが)という事を訴えていたくせに、いきなり声に笑顔が戻って来たので、こちらの方が「そこまで“あなたは悪くない”って言ってもらいたいのかぁぁぁあ!!」と、言葉を失ってしまいました(苦笑)
はぁ…。
モロッコ人のいい訳なんて、あまりにもめちゃくちゃすぎて、しまいには本当にただのギャグ。
なんでこんなに理屈の通じない人を相手に理屈を話しているのだろうかと、自分の方が滑稽に思えて吹き出してしまう事もしばしばなのでした。
この国民性というか、モロッコ人の傾向を理解した上でまとめあげてチームとして仕事をしていくというのは本当に大変です…。
そんなちょっと疲れたココロで店を出て、家路を子供達といっしょに歩いていると、街路樹のオレンジからは、開き始めた白い花から、なんとも言えない甘くていい香りが。
この香りは、マラケシュの街の春の香水。
この香りが温かい空気の中に混じりはじめる頃が、マラケシュの春なのです。
梅雨から夏に向かう頃のムンとした腐葉土のにおいに日本の夏を意識するように、この香りがすると、これからの太陽の季節を体がイメージしはじめます。
昼の名残のほのかな温かさと、柔らかいオレンジの香り。
これでちょっとは元気になれたかな。
明日もがんばるぞー!
あまりにも疲れたので(精神的に)、今日はお友達のヌハ家と一緒に、お寿司で一息入れに行きました。
どちらもモロッコ人の「オレのせいじゃない!!!」にはじまる言い訳に疲れ果てていて(笑)、お互い「隣の芝は青くない。あっちの水は甘くないって事だね」等とモロッコ人の言い訳に、日本語でツッコミまくってストレス発散しちゃいました。
(ヌハさん、おつきあいありがとうございます…)
いやぁ、「しまいには“全ては神様が決めた事”っていう一言が出て来るのがモロッコ人だよね〜」という話になり、「自分の怠慢を神様のせいにするなんて、不敬にも程があるのではないか?!」と、なんだか突然、異国の異教徒の我々の方が信心深いように思われてしまうほど、あきれた言い訳が出て来る事の多い事!
「自分はいかに悪くないか」を語らせたら、本当に君たちの右に出る人はいないんじゃないかと思うくらいだよ、と、心の中でつぶやいてしまいますが、今日夕食を食べ始めながらも怒鳴っていた相手に「あなたが悪いわけじゃないっていうのは分かってるけどね…(でも責任はあるのよ、個人としてじゃなくて組織の一員として…と続けようとした所で中断)」と言った所で、突然ケロッ、と「…でしょ♪」(苦笑)
さっきまで泣きそうな声でひたすら「自分は知らなかったんだから何の責任もない」(自分が悪くてもどうせ言い訳しかしないわけですが)という事を訴えていたくせに、いきなり声に笑顔が戻って来たので、こちらの方が「そこまで“あなたは悪くない”って言ってもらいたいのかぁぁぁあ!!」と、言葉を失ってしまいました(苦笑)
はぁ…。
モロッコ人のいい訳なんて、あまりにもめちゃくちゃすぎて、しまいには本当にただのギャグ。
なんでこんなに理屈の通じない人を相手に理屈を話しているのだろうかと、自分の方が滑稽に思えて吹き出してしまう事もしばしばなのでした。
この国民性というか、モロッコ人の傾向を理解した上でまとめあげてチームとして仕事をしていくというのは本当に大変です…。
そんなちょっと疲れたココロで店を出て、家路を子供達といっしょに歩いていると、街路樹のオレンジからは、開き始めた白い花から、なんとも言えない甘くていい香りが。
この香りは、マラケシュの街の春の香水。
この香りが温かい空気の中に混じりはじめる頃が、マラケシュの春なのです。
梅雨から夏に向かう頃のムンとした腐葉土のにおいに日本の夏を意識するように、この香りがすると、これからの太陽の季節を体がイメージしはじめます。
昼の名残のほのかな温かさと、柔らかいオレンジの香り。
これでちょっとは元気になれたかな。
明日もがんばるぞー!
by mayoikata
| 2010-03-11 08:55
| 日常雑感