たどりつきました〜

母子が退院したと思ったら、今度はお父さんがキューキュー車のお世話になる騒ぎを起こすという事件があり（苦笑）数日病院のお世話に。
やっぱりドライな国からやってきたモロッコ人には、今年の夏のヘンな天候の日本は厳しかったかもしれませんね。やたらと湿度が高く、暑かった日の出来事でした。

それにしてもおとーさーん！
家族が増えたんですから、自分の面倒くらい自分で見て下さいねぇ〜というオクサマの視線を感じているのかいないのか?!
そのようにして予定外の用事ができてしまったため、私の滞在予定も大幅に変更。
結局やたらと慌ただしく帰国準備をする事になってしまい、ボケ頭では簡単な足し算もできなかったらしく、なんと荷物のトータルに１０kgもの余裕がある事が分かり、大失敗！…と思ったのですが、結局ベビーカーだのなんだので、手荷物を減らさないと動きにくいという事が分かり、手荷物予定だったミニスーツケースを預ける事にして正解を得ました。

赤ちゃんとの旅行は、本当にイロイロ持たなくてはならないから大変ですね。
いつもは仕事グッズのパソコンと関連の書類だけで手荷物の重量がほとんどいっぱいになってしまうのですが、今回は重くないけれどもかさばる赤ちゃんグッズだらけ。
前回の出産のときには、初めてのモロッコ旅行は、たしかはいはいができるようになってからの頃だったような気がするので、すっかり忘れておりましたです。

戻ってきたモロッコは、あと数日後に迫ったラマダンの準備でそわそわした雰囲気。
家にたどりついてみれば、中はホコリだらけ、台所などぐっちゃぐちゃ…という具合で、その状況にさらに疲れてしまいましたが、「主婦のいなかった家」のお掃除は、ラマダン前という事もあって需要の増加するお掃除の仕事に向けて待機していたお手伝いさんに来てもらい、ひとまずすっきりさせました。

もちろん、「モロッコ人のお掃除」なので、家具の配置等は、お手伝いさんが勝手に「これがすてきじゃない？！」という形に変更されてしまうのですが（笑）
今回はさらにオマケつきで、飾ってあった汚れもシブい、アンティークの木のスパイス入れまでキレ〜にしてもらっていただいたようで（笑）
ついつい、そのすぐ上に飾ってあったお気に入りの絵（額に入っていないタイプ）まで、まさか洗っちゃいないだろうね？！とか思って確かめてしまった私なのでした（笑）

そんなふうにしてスタートしたモロッコ帰国初日。
実は来月早々からハードに仕事を「入れてしまった」のですが、子供が「ふぇ…」とか言い始めた程度では爆睡したままのお父さんに新生児を任せるのは難しいと感じているので、今年いっぱいくらいは、出張を伴わない仕事だけにしなくてはなぁ、などと考えております。
（当たり前？）

生まれてすぐにカメラマンのお友達に撮っていただいた写真と見比べても、既にこの１ヶ月で人間らしくなってきている我が家のおさるちゃん。
（私が「さるさる〜」とか呼んでいるからか、母親など「おさむちゃん」とか、名前を間違え始めました…おさる＋いさむ＝おさむ？）
せっかくですから、この無条件に「かわいいね〜」とか言っていてもいい時期を楽しんでおきたいですよね。頼まれると断れない性格に気をつけつつ、モロッコ生活再開です！