2009年 06月 17日
バラ祭り2
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大変お待たせいたしました。
今更ながら、バラ祭りの続きのご紹介です。
今回ご紹介させていただきますのはミス・ローズだけでなく、民族音楽の合間にやってくる、管理人が毎年密かに楽しみにしている「山車」のパレード部分でございます。
冒頭の1枚は、パレードも後半になるとやってくる、ミス・ラフレシア…じゃなくてローズの山車です。毎年3人選ばれているこのミス・ローズですが、うち1人は、典型的と思われる「地元的美人」が選ばれているのですが、この美人の基準がなかなかすごい。
外国人が普通に見て、これを美人とは呼ばない…よな、という感じの女性が、なぜかいつも1人混ざっているように感じています。分かりやすく特徴を紹介すると、だいたい毎年「出っ歯・つながり眉毛(ちょっとヒゲもあるかも)」という特徴があります。
美人の基準も国それぞれ、ということで、とても面白いなと思っているのですが、どうしても毎年、それならその次のダーデスの美人の基準は?ティネリールは?と、気になってしまうんですよね。
この山車以外の山車を見たいアナタ!
チャレンジャーですね〜!そんな方ならきっと、「管理人と行く!爆笑・バラ祭り観賞ツアー、ピクニック付き?!」に来年参加していただけるかもしれません(笑)
はい。コレが、です。
電球?
…え?バラ祭り、これだけ?
…はい。
もちろん会期中街の中で前回紹介させていただいたような民族音楽のコンサートが開かれていたりしますが、町中で行われる事といったら、青空市とこのパレードと、地元産物の紹介テント「だけ」ですから、旅人の方に、わざわざこのお祭りそのものを目指していただく価値というのは、残念ながらほとんど無く、バラの花を楽しむのが目的であれば、この時期、というくくりで十分なのでした。
予定されていたのか突然の思いつきなのか、ワルザザートで行われていたお医者様達の国際会議の参加者が、急遽VIP席にご招待されてやってきたのですが、モロッコの場合、いつのまにやら呼ばれてない人までそういう席に入って来てしまうので、かなりギリギリになってからやってきた彼等のための席など残っているはずもなく…。
結局後から、どこから持って来たのか、役所のパイプ椅子のようなものまで動員されて、モロッコ人のお医者様達、なりふりかまわず椅子の取り合いっこ!!
行政からの公式招待状を持っていた我が家でしたが、気の弱いガイジン妻が遠慮するものだから、当然座る事さえままならず。結局なんとか公式テントの日陰の下でパレードを見る事ができましたが、モロッコのイベントというのは、招待状などあって無いようなものなので、どこのイベントに出かけても、大概ものすごく混乱しています。
先日行われたカーレースのマラケシュGPでさえ、なんと数万円もするVIPシートが、スタート前にお客様が来なかったからといって一般観客に座られてしまっており、トラブルになったとか。
お金がかかっていようがいまいが、かなり無秩序に場所取りが行われるモロッコなので、本当にかなり熾烈です。
今回もまた、パレードが終わった後はこの始末だったのでした。
夕暮れの荒野を進むトラクターの後ろにはコイ!(じゃないって?)その上にカスバ!いやぁ〜シュールなモロッコ。これだから毎年見に来ちゃうのよね(苦笑)
→と、言いつつ「バラ祭り・3」に続く?!
by mayoikata
| 2009-06-17 22:49
| お祭り・イベント