インフルエンザ

日本ではかなり話題になっている様子のインフルエンザ。
そんな話題のまっただ中にリスク組の妊婦さんとして日本に帰るのもなぁ…と、帰国の日にちをずらそうかと考えている私。
そういう事で旅程の変更を考えるなんて私もやっぱり日本人だなぁと思いつつ、日本在住の日本人が海外そのものへの出発をためらうのと違って、世界で４番目に流行しているならしい国に行こうとしているわけだから、過剰反応ではないわよね、なんて自分と語り合ってます。

これにともなってこちらのAFの事務所に電話してみたところ、なんと先日まで、飛行機に乗るにあたって医者の書類が必要なのは８ヶ月（こちらで言う）からだったのに、昨日AFに電話して聞いたら「７ヶ月に変わりました」と言われてしまい…。
それではもう医者の書類が必要な事に変わりは無いので、あと１週間くらい帰国をのばして子供の劇でも見てから帰国するか？と思ったりしています。

もっとも、AFのおばちゃんには「では今すぐ帰国しようがもうしばらく待とうが同じって事ですね？」と聞き始めたら、こちらが話しているのをさえぎりつつ「ですからそういった事を決めるのはお医者様で、自らリスクを冒す必要はありません！！」とか言われてたんですが、だからそんなのわかって聞いてるって事も分からないの？！という感じです。

つつましい日本人としては、相手が話し始めたら黙ってしまうものでしたが、最近それでは「話したもの勝ち」な社会では生きて行けないと分かったので、相手がたたみかけてきても、私も自分の言い分を訴えるためにさらにデカい声でしゃべりつづける事にしています（苦笑）
相手も自分も聞いてないと分かっていてもしゃべるっていうのも、不毛ですよね…。

さて、モロッコでのインフルエンザ対策ですが、どうせ空港だってロクな事をしてないんでしょ…と思ったら、今ちょうどこちらに来ている友達曰く、「空港ではいつもの金属探知機みたいなゲート（スキャナー）の他に別なゲートがあって、どうやら熱の様子を見ていたみたい。それでひっかかると、その後ろに待機しているお医者さんが、耳ではかる温度計で体温測っていたよ」とのこと。

あら。モロッコ。何もしていないかと思ったら、そんな温度探知機みたいなフクザツな機械まで導入していちおう対策とっていたのね！と、ちょっとびっくりしていました。
…だって、何もしていないと思っていたんですもん（苦笑）